大島石は、愛媛県県伊予大島にて採取されております。
大島石の採掘が本格的に始まったのは明治初期といわれていますが、昭和30年以降墓石用に需要が急増したのに伴って、生産は大きく増加しました。
石材の最高級とされる大島石は、古くは石塔や宝篋印塔に、近代にはいっては、国会議事堂・赤坂離宮・大阪心斎橋・愛媛県庁舎など、建造物にも用いられています。
弊社が取り扱っております大島石“特級山西”は、最も古い歴史を持つ採石所のひとつであり、信頼の歴史がある大島石です。
現在でも数十件の採石所がひしめく大島石産地の中で、大島石の“特級山西”は、呼称「地獄谷」と呼ばれる場所から採取されております。
原石の厳選を重ねて最終的に墓石となるのは、全体の採掘量のわずか5%にも満たないという狂気的な希少性。
同じ大島石でも、この地獄谷の石は、より硬く、手応えの大きい高級材です。その仕上げには、あらゆる加工において熟練の技術が必要になりますが、性質に魅了されることが少なくありません。
愛媛 大島石(特級)
愛媛 大島石(一級)
愛媛 大島石(二等)